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日本

建国物語①  はじまりはじまり~(小学1年にむけて)

今日はおばちゃんね、ドキドキしています。
なんでかというといつもと違う、こういう本を今日は読もうと思っていてね、(日本書紀を出してみんなに見せる)
「うまくいくかな~みんな最後まで聞いてくれるかな~」ってドキドキしているんです。
この中に書いてあるのは昔のことばやから、難しいのよ。おばちゃんは昨日の夜それをみんなにもわかるような言葉に書き直してきたの。だってね、そのまま読んだらこんななんよ。
(ぱっと開けて原文のまま読んでみる)
どう?わからんやろ?
そして上手く伝わるようにこういうものも持ってきました。

(八咫烏のついた息子のかばんを見せる)

《知ってる~!》こどもたちの反応

知ってるよね。サッカーのJリーグのマーク。この鳥は何かな?

《からす~》一人の子が答える

そう、からすよ。でもよくみるとどこか変なところがあるの。足が3本!

《え~!!》立って見に来る子もあり。

みんなに見えるようにするね、ほらね~

《ほんまや…》

このカラスの名前を知ってる子はいるかな?

《…》

これはね、やたがらすというカラスなのよ。

《きいたことあるわ~》数人の子がいう

ほ~!聞いたことある子も居るのね。さすが奈良の子供や!
このカラスは奈良に関係があるカラスなんよ。この本にも出てくるのです。
さあ、お話しの始まりですよ。


昔昔、日本の国がまだひとつの国ではなかったころのお話です。
そのころは小さく分かれていて喧嘩ばっかりしていたんだって。
食べ物の取り合い、土地の取り合いの喧嘩、つまり戦争よね。

そんな時代にとてもとてもずばぬけて賢い男の人がいました。名前は「磐余彦」(いわれひこ)こんな字を書きます。(漢字で板書)難しいでしょー。変な名前でしょー。2700年くらい前の人の名前よ。

この人はね日向の国、今の宮崎県に住んでいました。
(日本地図を広げて、示す)
磐余彦はね、みんなが喧嘩ばかりしているのを見てこう思ったの。
「誰か賢いリーダーが必要だ。そしたら喧嘩しなくてもうまくやっていけるのにな~……。う~ん、よし!私がその役をやってみようじゃないか!頑張るぞ~!!」

でもね、日向の国はこんなに日本の端っこでしょ。「こんなところに住んでいてもうまくいかない、どこか日本の中心になるところに行かなければなぁ~」そう思って物知りのおじいさん、「しほつつのをぢ」というおじいさんに相談してみたの。

「う~む。東の方にいい所がある。四方を山で囲まれておってな、昔天から飛び下った者もおったらしい。きっと私たちのご先祖様だ。そこがよいのではないかのぅ」

そこはどこだと思いますか?
地図で言うとこの辺です。

《奈良や》おおかたの子が言う。

そう!奈良です!昔は大和の国といいました。

「よし!そこにしよう!そこに行って日本の中心にしよう~!!さあ、出発だ~!!」

こうして九州の日向から船に乗って、奈良まで冒険の旅が始まったのです。
一人では大変だからといってお兄さんたちも一緒に行くことになりましたし、家来も沢山着いてきてくれました。

(日本地図を見て)瀬戸内海をあちこちに立ち寄りながら進んでいきます。
広島や岡山…あちこちでいろんな人に会いました。
「おい!けんかをやめよ!食べ物の奪い合いはやめよ!いいことを教えてあげよう。皆で力を合わせて田んぼを作るんだよ。そしたらね、沢山お米がとれてみなが仲良く暮らしていけるんだよ。さあ、お米の作り方を教えてあげようね。」
そういいながら、行くところ、行くところで田んぼの作り方を教えながらの旅だったから、何年もかかってしまったの。そのころの日本はまだ田んぼの作り方を知らなかったのね。だから、磐余彦は本当に苦労して何年もかかってゆっくりゆっくり旅をして、やっと大阪に着きました。

「さあ、この生駒山を越えていけばとうとう奈良に着くぞ!もう一息だ!ああ、奈良はどんな所かなぁ、楽しみだな~」

そう思って山を登りかけたとき、
「ここを通すわけにはいかぬ~!」
そういって突然、大男が山の上から戦いを挑んできました。その男の名は長脛彦(ながすねひこ)。

《おもろい名前や~》子供たち笑う

そうね、昔の人の名前は変わってるね。

《彦がついてる人ばっかりや》

そうね、彦っていう名前の子供は今もいるよね。
ここで出てきたのは長脛彦さん。

この人はこの辺のボスやったのね。そしてボスの座を奪われると思ってそうはさせるかといって戦いを挑んできたのね。磐余彦はそんなつもりはなかったのに、ただみんなに仲良くしてもらうために旅を続けてきたのに、そう伝えようとしてもこの長脛彦は聞きいれてくれなかったの。「俺はだまされないぞ~」とか言ってね。。。
そしてどんどん山の上から弓で矢を射ってきて、とうとう磐余彦のお兄さんの五瀬命(いつせのみこと)がそれに当たってしまって大怪我をしてしまったの。

「あ~~!!おにいさん、大丈夫ですか!これ以上は無理だ。ひとまず引き上げるぞ~」
そういって大阪の海のそばまで引き上げることにしました。そしてね、磐余彦は持っていた盾を投げ捨てて神様にお祈りしたの。

「神様~どうしてここまできたのに、こんなことになるんですか!助けてくださ~い!」
そしたら、はっと気がついたことがありました。

(日本地図を広げて)大阪から奈良に入ろうとすると、西から東に向かっていくことになるんです。こっちの方向に進んでいって、東の方に向かって長脛彦と戦わなければならない。東の方向といえばお日様が出る方角よね。
その方角に向かって戦うということは、お日様の神様である天照大神様に向かって戦うことになってしまう。

「天照大神様は私たちのご先祖様、その方角に向かって矢を射ったりすることはよくないことだ。だからうまくいかなかったのだ。」

そういうことに気がついたのよね。そしてどうしたかというとね…

「東に進むのをやめて船に乗ってさらに南へ進みこっちの和歌山の方向から北に向かって進み奈良へ入るとしよう。計画、変更だ!!そうなると遠いぞ~、まだきびしい旅を続けることになるが、仕方あるまい。きっとそうした方がうまくいくのだ!」

磐余彦はそう言って、こんなに奈良の近くまで来ていたのにあきらめて、ずっとずっと遠回りして和歌山の港から山の中を通って奈良に入ることにしたのです。

…つづく


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紅茶

Author:紅茶
子どもの自立、自律を目指し苦戦中(高2娘、中3息子あり)
介護は昨年7月に終わりを迎えました
読み聞かせのボランティア継続中
時には歌手
キリスト者
「紅茶さん」と呼ばれる。(^^)/

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