日本

建国物語② 

和歌山の山の中は熊野というところです。歩いても歩いても山ばっかりのところ。
そんな中を進んでいると、熊野という名前の通り、大きな熊の妖怪が現れたの。

ものすごく大きな熊の妖怪は「は~~~~~~っ!!」と息を吹きかけました。
すると磐余彦の一行は「あ~気分が悪くなってきた~」といってバッタリ倒れていくのです。その熊の息には毒があったのでしょうか。。。。
みんな気を失って倒れてしまったのね。山の奥深いところで倒れてしまって助けに来てくれる人もいません。
いったい磐余彦たちはどうなってしまうのでしょう。

そんなとき、その熊野に住んでいる男の人がいて、名前を「たかくらじ」といいました。そのたかくらじさんの夢の中に不思議な女の人が現れたのです。

「たかくらじよ!私は天照大神です。私の子孫である磐余彦たちが今ピンチに陥っています。なんとか助けたいのです。さっきあなたの家の倉庫の中に、不思議な剣を投げ込みました。どうかそれを磐余彦に届けてやって欲しいのです。頼みましたよ!たかくらじ!」

目が覚めたたかくらじは
「あ~変な夢を見たもんだ。でも不思議な夢だったな~。本当にうちの倉庫に剣が入ってるんだろうか~。。。とりあえず見に行くとするか」
そういって倉庫をあけてみると、なんと夢の通りに立派な剣がまるで天から降ってきたように刺さっているではありませんか。
「なんと驚いた!!夢のお告げは本当だったのだ。それなら、さあこの剣を磐余彦に届けねばならない!!」

たかくらじは熊野の山の中を分け入って磐余彦を探し出し、
「おい、しっかりするのだ!これは天照大神からいただいた剣だ。さあ!」
といって揺り起こして剣を持たせました。

磐余彦が力を振り絞ってその剣をぶん!ぶん!と振り下ろすと、なんと熊の妖怪はしゅるるるるるる…としぼんで無くなってしまい、気を失っていた人々もはっと目を覚ましました。

みるみる元気を取り戻したみんなは、たかくらじに礼を言ってさらに奈良に向かって進んでいくことができました。

ところが…行っても行っても山ばかり…道もないようなところを行くわけですから方角がどっちだか、途中でわからなくなってしまい困っていると…

「カァ~カァ~」《やたがらすの絵をみせながら》

やたがらすがどこからともなく現れたのです。

「わたしが道案内しましょう。カァ~カァ~」

そういってやたがらすが前を飛んでくれました。一行はやたがらすの後をついていき、やっと奈良に到着することができたというわけです。

さあ、奈良の中でも「ここが都に一番いいぞ」といって磐余彦が気に入ったところはどこだったと思いますか?ここから割りと近いところです。

《こどもたち口々に地名や近くのスーパーの名前なんかを言ったり…》

う~ん。なかなか正解はないね~。
その場所は今、橿原神宮のあるところです。

《あ~行ったことある~》《ぼくのお父さんが近くで働いてる》などなど反応多数。

ここに磐余彦は都をつくりそこに住んで名前を「神武天皇」と変えて、第一代目の天皇になられたのです。その天皇になられた日を記念して「建国記念日」があります。来週ですね。

この第一代目の神武天皇がなくなられて作られたお墓が今橿原神宮のとなりにある畝傍御陵なのよ。

だからね来週の建国記念の日にはたくさんの人が橿原神宮や畝傍御陵に参拝に来られますよ。

これでおばちゃんの話はおしまい。
今日は建国のお話しでした~。
^^/
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コメント

ケメコさん

長い話を読んでくださり、ありがとうございます。
ケメコさんだけでなく、一般に
建国の話はあまり知られてないように思います。

「都に選んだ場所は橿原神宮ですよ~」
と私が言ったときに
「へぇ~~~!!!」って一番大きな声を出したのは、
実は担任の先生だったんです。

そして私が帰るときに
「今日は先生も知らなかったお話でした」って子供たちに話されてました。^^;

日本書紀

紅茶さん、おもしろかったです。
それに、とても分かりやすかった。
私、いい歳をした大人なのに、建国記念日のこういうお話も知りませんでした。
日本書紀は、わけのわからん人物名がまずネックとなり、そこでもうギブアップなんです。^^;


長々となってしまいましたが…

文字にすると長々となってしまい、
大変読みにくくなってしまいました。

こんなお話し、面白がってくれるかな…と思っていたのですが、
本当に私が驚くほど子供たちは食いつくように聞いてくれたのです。
熊のところ、からすのところは少しポケモンに似ているかも…って
話していて感じました。
 
本当は最後に宿敵、長脛彦と戦うのですが、時間が無くなってしまい端折ってしまいました。
そこで金のとんびが飛んできて磐余彦の弓にとまり、目がくらむほどの眩さに、長脛彦はたじたじと萎えてしまい、戦わずして勝利。。。。というクライマックスがあったのですが、、、、

私の時間配分のミスで(つかみに時間をかけすぎ…)話せなかったのが残念でした。
来年も挑戦しようと思っています。

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紅茶

Author:紅茶
子どもの自立、自律を目指し苦戦中(高2娘、中3息子あり)
介護は昨年7月に終わりを迎えました
読み聞かせのボランティア継続中
時には歌手
キリスト者
「紅茶さん」と呼ばれる。(^^)/