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介護

帰ってきたおばあちゃん

先月31日、おばあちゃんが退院して帰ってきました。

一ヶ月と数日の入院生活でしたが、療養病棟で過ごした一ヶ月弱は一日にリハビリが4回もある生活をしていたため、お陰さまでレベルダウンもなく、訪問リハの先生は
「入院前よりずっと足があがっている。歩けそうね。歩いてみようか」
なんておっしゃていました。

私もこの夏は、家におばあちゃんがいない生活でしたが、代わりに夏休みの子どもたちがいて、、、、、
部屋の片付けや引き出しの整理などするつもりだったのが、思ったよりはかどらず、
かえっていつもより散らかっている部屋で、おばあちゃんのいない緩さを楽しみつつも、
ちょっと気の抜けた日々でもありました。^^;

でもずっと行けなかったところにも行けたし、心置きなく出かけられて(これで暑くなければよかったのだけど)
貴重な骨休めの時間だったと思います。


さてさて
おばあちゃんのいた病棟は、お年寄りばかりのおもしろい空間でしたよ。

「まともな人は一人もいなかったね~」
なんていうおばあちゃんに
「あらま~そういう本人もまともじゃなかったりするときもあったよ~^^」
なんて突っ込みをいれたり、、、、、
(今日は服を着たままお風呂に入ったなんてことを言ったりしてましたから)

「ご臨終ではありません、生きております」
という、呆けても言葉遣いはとても上品なおばあさまもおられました。
私は思わず吹いてしまいましたが、このおばあさんは四六時中しゃべっておられて、
ときには
「私の大事な家計簿の入った巾着袋を誰か知りませんか?とても大事なものなんです。」
なんてことも繰り返しおっしゃってましたので、きっちりとしたご婦人だったんだろうな~と思います。

食堂で向かいだったおばあさまは、歯が一本もない口をもぐもぐしながら、
毎回、口に運んでもらった食事を全部たいらげてしまわれます。
「おね~さ~ん、おね~さ~ん」と看護婦を呼びます。おねえさんと呼ばれて悪い気はしませんよね。
世渡り上手な可愛いおばあさまでした。
(目が見えてないということでしたが、ちゃんと男の介護職員さんのときは
「おに~さ~ん」と呼ぶのです。^^;;)

食堂で隣だったおばあさまは気まぐれで言うことを聞かない子どものようでした。
看護婦が止めても、いつも薬を自分で飲もうとして失敗します。
粉をまき散らして、くしゃみをするのです。
うちのおばあちゃんの持ってきた「味付け海苔」の缶を勝手に開けて
中から2,3枚海苔を出してパリパリと食べてしまわれ、
「あ~おいし~」と無邪気に缶を返してくれたときは、おばあちゃんと顔を見合わせて笑うしかなかったです。

いつもおばあちゃんの食事を覗き込んで、
「こっちのほうが美味しそうや」と言っておられました。
同じメニューなのにね。。。。

パーキンソンの震えで見ているほうがハラハラするほど酷く震えているのに、
どんなものでもこぼさずにしっかりと召し上がられる方もおられました。
エプロンもつけていないので、こっちがハラハラするのです。
でも一回もこぼすことはなかったです。
感心しました。
じきに退院されましたが、おられなくなった後に職員の方が
「震度5の地震の中で食べてるみたいやったな~」などと話しておられました。

最後のほうはおばあちゃんもいろんな人を観察して笑いに変えるほどの余裕も出てきて…
いい感じでした。
隣のベッドの奥さんに毎日会いに来られていた旦那様が、おばあちゃんと同い年のステキなロマンスグレーでしたので、それも楽しかったみたい。
すこ~しだけ物忘れのある方で、毎日、毎日
「おお~同い年ですな~奇遇ですな~」と初めて聞いたかのような感激ぶりで握手を求められます。
それもご愛嬌で、おばあちゃんは楽しんでました。

そんなこんなで、退院してきましたが、家に帰ると一日中私が相手をしているわけにもいきませんので、
静かに一日が過ぎていきます。
本来は静かにしているのが好きなおばあちゃんなので、いいのかもしれませんが、刺激が少なすぎるようにも感じます。
うまくいけばね、デイでのリハビリを勧めてみようかなと思ったりしていますが、どうかな~~~~
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コメント

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No title

紅茶さん、こんばんは。
介護者の状況も考慮してくださるいい病院にめぐり合えてよかったですね。
そこではリハビリが4回もあって、レベルダウンが防げたのですね~。

病棟には認知症の方も多くいらしたのかな。けっこういい刺激になられたのでは。^^;
(はい、私は毎日いい刺激をいっぱいもらっていますヨ。そして、たとえ認知症になってしまっても、やさしさや明るさをとりもどしたおばあちゃんを見ていると、人間捨てたもんじゃないなぁ~って。)

今後、この療養病棟でショートステイ的に受け入れてもらうことはできるのですか?
前はショート入所をお母様がきらっていらしただけに、こちらならばどうかなぁ~なんて思った次第です。

えーと、それから、もういっこ、非公開でコメント欄に書きましたので、見ていただけますか。
私の前のパソコンが壊れたときに、私の技量の無さから、紅茶さんのアドレスが消えちゃったので、すみません。

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紅茶

Author:紅茶
子どもの自立、自律を目指し苦戦中(高2娘、中3息子あり)
介護は昨年7月に終わりを迎えました
読み聞かせのボランティア継続中
時には歌手
キリスト者
「紅茶さん」と呼ばれる。(^^)/

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