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物を運ぶという仕事について 2

子供の頃、私が回覧板を持っていくとお隣のおばあちゃんは、ちょっと待ってねと言って奥からきまってお駄賃としてお菓子を持ってきてくれた。
物を運ぶことが駄賃をもらえる仕事であるという認識は、今も変わらない。
ましてや速攻で指定された時間帯に届けるという仕事には″駄″賃ではなく、それ相当の賃金が支払われるべきである。

そんな風に思っているので、送料がかからないネット通販を利用するときどうしても罪悪感がある。

友達に話すと、なあに、そのシステムによって委託料をもらっている運送会社も、社員、アルバイトさんも儲けているのよと言う。
しかし絶対にそんなことはないという自信が私にはあった。
なぜならちょっと前に私が玄関で受け取った宅配ものに驚愕したからである。

それはある総合商店からのもので、どんな安いものでも鉛筆一本から送料がタダだという。
私の娘なぞは、ふざけたことにいくつかお菓子をそこに注文したらしい。用意された品から順に届くというシステムで、なんと1日おきにスナック菓子がダンボールに入ってひとつずつ届いたのである。
私は配達する人に土下座したい気持ちになった。
その総合商店はどうせ送料がタダだからという考えらしい。いくら委託料を払っているからといっても、スナック菓子を毎日ひとつずつ運ばされる身になって考えることはできないのか?

こんなことがまかり通る世の中ではあるまい。いつかおかしなことになるはずだ。
私はその総合商店で物を注文することをやめた。娘にも話して、やめにするよう伝えた。

そんな折も折、バックしてきた宅配業者の車に私の車が追突されるという事故にあった。
ドライバーは後ろも見ずにバックしたと言う。いかにも疲れ切った様子で気の毒になるほどであったが、私の車は駐車中だったので一方的に相手方の不注意なのだからと弁償はしてもらうことになった。

勢いのある衝突で、私の車はかなりへこみ、修理代はおそらく20万円以上はかかると思われる。相手方はバックライトが粉々に割れていたが、それ以前にもぶつけたであろうへこみがあちこちにあり、ドライバーの生活ぶりが伺えた。その時は夕暮れで薄暗く、見るとその宅配車の荷台にはまだまだ未配達の商品が山積みだった。
申し訳ないねえと私は思わず頭を下げた。少し前に娘が頼んだお菓子のことが頭をよぎったのである。
そしてしばらくはその宅配ドライバーが会社に支払うであろうペナルティが彼の生活を圧迫するのではないかと心配した。

そうしているうちに、私は知ることになる。ヤマト運輸の配達員が1日に運ぶ個数が以前より20〜30個増えていて、配達が間に合わない、サービス残業のおびただしく増えているということを。
それは他でもないamazonのダッシュボタンサービスや、メルカリの人気によるものであるそうだ。
くわえて某総合商店のバラ配達システムの弊害もあるよと、私はつぶやいた。
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紅茶

Author:紅茶
子どもの自立、自律を目指し苦戦中(高2娘、中3息子あり)
介護は昨年7月に終わりを迎えました
読み聞かせのボランティア継続中
時には歌手
キリスト者
「紅茶さん」と呼ばれる。(^^)/

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